任意売却

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不動産売却の第一歩

不動産売却の第一歩はご自身が所有している不動産のライバルをチェックすることがスタート。ポータルサイト(スーモやアットホーム)などを見てみましょう。

ご自身が所有している不動産の近隣で実際に売りに出ているものがどのくらいの価格で売りに出ているかがわかります。

Keyポイント

この後に、不動産会社に査定を依頼するのですが、上記のようにご自身で相場感覚を養っておくことで、実際に査定書をもらった時に査定書に対する理解度を深めることができます。

注意点

近隣の不動産の売り出し価格をチェックする際に売りに出ている物件が相場価格より、かなり高めで設定されている可能性がございます。

売り出しからかなり時間が経過していて、まだ売れていないといった場合もございますので、査定の際は不動産会社に尋ねてみたりするのもよいでしょう。

査定

一般的には不動産会社を調べて、直接依頼することになりますが、インターネットで一括査定といったものもございます。一つのサイトから3~6社を一括して査定依頼ができるようになっております。入り口としては非常に便利です。

 

一括査定サイトへ情報を入力すると、登録されている不動産会社から情報がいくのですが、その際に情報の対価として不動産会社は一括査定リストへ1万~1万5千円程度支払うという仕組みになっています。さらに不動産会社にはお客様が何社に査定依頼をしたかも分かるようになっており、そこへ必然的に競争が生まれます。

 

何となく、価格を知りたくて安易に依頼すると、一斉に多数の不動産会社から電話やメールはもちろん、不動産会社によっては訪問に来るといったこともございますので、ご注意ください。

 

さらに、もうひとつ注意点としては、一括査定の場合複数の不動産会社が競合することになるので、それぞれが通常より高い査定価格をつけてくることが予想されます。

 

ただし、車やバイクの一括査定とは異なり、「査定価格=売れることが確約された価格」ではありませんので、思ったよりも高い査定価格が出てきたとしても、少々注意が必要です。

 

何の根拠もなく、一番高く査定してくれた所に「高い査定だったから」という理由だけで依頼するのは危険です。

査定価格とは?

そもそも、査定価格とはなんでしょうか?概ね3カ月以内に制約するだろうち予想される価格です。では、査定価格とはどのように算出されるのでしょうか?

 

①実勢価格から算定

実勢価格とは、実際の売買で取引された成功事例のことです。近くがこのくらいの価格で売れたから、このくらいの価格で売れるのではないか?というものです。

 

②公示価格から算定

公示価格とは国土交通省が公示する標準地の価格。毎年1月1日時点の地価を不動産鑑定士が評価し、3月下旬に公表する周辺の土地取引の指標(目安)とし、公共用地取得価格の基準となる「公示価格」をもとに算定します。

 

③路線価から算定

路線価とは、相続税や贈与税の課税基準となる土地の価格のこと。毎年1月1日に評価基準として国税庁が8月に公表するものでこれをもとに算定します。

 

④基準地価から算定

基準地価とは、都道府県が7月1日時点の基準値の価格を9月下旬に発表。調査方法および、その他は公示価格と同様でこれをもとに算定します。